夏の天の川と、野辺山宇宙電波観測所

過去在庫漁り中です。。(。-∀-)ノ
昨年(2018年)3/17~18八ヶ岳・野辺山遠征の記事が書き掛けのままだったのを思い出しました(。-∀-)ノ
2018年3月17日(土)
夏の天の川昇りの撮影に行った時のものです。
ま、まあ結局失敗したんですけどね・・(。-∀-)ノ
今回は初のロケーションとなる八ヶ岳エリアです。
原村や清里、野辺山など、関東方面の有名観測地が点在するエリアなので、楽しみです(^^♪
それでは、行って来ます。(*'▽')♪♪
神戸を出発するとすぐに、今まで無かった新しい看板が∑(゚д゚; )

「新名神」(神戸~高槻区間)( *゚∀゚)=3
も、もしやこれは一番乗り!?!?
、、と思ったら、、

開通明日か~~い(。-∀-)ノ
なので、従来どおりの道です。。(。-д-)σ

中国道→名神→新名神→伊勢湾岸→東海環状を経て、


中央道へ。

長い長い恵那山トンネルを抜けて、

岡谷から東京方面へ。

八ヶ岳の玄関口、「小淵沢」に到着です^^

インターを出たところで、
「標高1000mの天空リゾート」
という何とも星屋にとって心地良い響きの看板が出迎えてくれました。

お店が閉まる前に燃料を補給しておきます。

荷室に所狭しと積まれた機材やら布団やらを見て、スタンドのお兄さん
「もしかしてフクロウの撮影ですか!?」
なぜ、、その発想、、(。-∀-)ノ
そんなにフクロウ狙い客多いのかしら・・(・∀・)?
さて、まずはあらかじめ目星を付けていた
「清里高原ホテル」
の駐車場へ。

そしてちゃっちゃと機材設置を終えると、、、

どん曇り(;∀;)



もう1人関東から来られた方が撮影準備していましたが、
諦めて早々に撤収されてしまいました。。
ひゅるり~ら~(。-∀-)ノ
一向に晴れそうな気配がないので、野辺山まで移動することにしました。
※ほとんど距離離れていませんが、気持ちの問題です(。-∀-)ノ
はい、気を取り直してやって来ました「八ヶ岳ふれあい公園」(〃∀〃)

やっぱり、どん曇りです。。(-_-)
でも、、
雲というより霧のような雰囲気なので、少し粘ってみます。
待つこと何時間、、、

、、、だったか忘れました。。

あ! 霧が晴れてきました( *゚∀゚)=3
と、思ったのも束の間、、
次から次へと低いガスが流れてきて、、
これ(↓)が限界でした。。(;∀;)

この後は、眠いし、普通の週末だし、しゃーっと帰ろうと思っていたのですが、小淵沢インターへ戻る途中で、
「野辺山宇宙電波観測所 こっち☞」
の看板を見てしまったので、誘惑に勝てず、寄り道してしまいました(=゚ω゚)ノ
ゆっくり見たらきっと帰れなくなるので、外見学だけです。
野辺山宇宙電波観測所

正式名は、「自然科学研究機構 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」
英文表記は、「Nobeyama Radio Observatory : NRO」
正面入口付近にこの看板と駐車場、守衛所があるのですが、、、
間違えて、隣の筑波大山岳科学センターの方へ入ってしまい、、、

やむを得ず、、
裏からこんにちわ(ヘ´∀`)ヘ

ミリ波干渉計(手前6基)& 45mミリ波電波望遠鏡(左奥)
左側のレールが 「南北トラック」、右側のレールが 「東西トラック」。
アンテナ前面が見えている6基のアンテナ群がミリ波電波干渉計。
ジャッキアップと専用移動台車によりトラックに沿ってアンテナを最適な観測配列に変更することが可能。
最大で直径約600mの電波望遠鏡に相当する解像度を得ることが出来るとのこと。
NROサイトのアンテナ・ステーション配置図を見ると、この時の配列は 「D配列(密集配列)」のようです。
右奥から順に、以下の並びかな?(※号機No.は違う可能性あり)
・F号機(St.12)
・D号機(St.15)
・C号機(St.16)
・A号機(St.17)
・B号機(St.24)
・E号機(St.25)

ミリ波干渉計 アンテナ・ステーション配置図
※NRO Webサイトから拝借

ミリ波干渉計アンテナ E号機(St.25)
アンテナ口径10m。アンテナ重量 約35ton。

ミリ波干渉計アンテナ(左からD,B,C号機)

ミリ波干渉計アンテナ(手前からA,C,D,F号機)

ミリ波干渉計アンテナ
今は南方向に向けられています。
何の対象を狙っているのでしょうね。

ミリ波干渉計アンテナ(手前,中央)& 口径45m ミリ波電波望遠鏡(奥)
南北トラックの北端付近に、45m ミリ波電波望遠鏡とその観測棟が設置されています。

口径45m ミリ波電波望遠鏡
約600枚のパネルで構成された口径45mの主反射鏡をもつ電波望遠鏡アンテナ。
ミリ波電波望遠鏡としては世界最大級とのこと。
アンテナ重量:約700ton Σ(゚Д゚)
傾けるとアンテナが自重で変形してしまうため、主反射鏡裏の特殊構造の骨組み(ホモロガス構造)により、都度新しい放物面を生成し、電波が焦点に集まるよう工夫されているそうです。
主反射鏡の1枚1枚のパネルの四隅に高さ調整用のモータがあり、人工衛星からの電波を利用した計測により鏡面精度を調整する「鏡面パネル調整装置」を備えています。
主反射鏡の熱変形を防ぐため、断熱材と内部の空気循環により、鏡面裏の温度差が0.4℃以内となるよう管理されているとのこと。
これで「ケンタウルス座A」撮影してみたいな~(ヘ´∀`)ヘ

クルマに衛星アンテナ付けました。
なんてな~(。-∀-)ノ♪
ここで星景写真撮ったら楽しいだろうな~。
以上、野辺山宇宙電波観測所レポートでした。
次は、観測所からの帰り道に、たまたま通り掛かった 「JR鉄道最高地点」 を少しだけパチリします。
JR鉄道最高地点
「JRホンマ最高~!(゚∀゚)!!♪」
「いや~JRぶちサイコー(∩´∀`)∩♬」

はい、そういう 「最高」 ちがいます(・ω・)ノ
標高1375m。

この踏切付近がちょうど一番高いっぽいです。
JR八ヶ岳高原線。

中央本線の「小淵沢」から八ヶ岳の東側をぐるりと回って小諸市まで接続されます。
こちら側(小淵沢側)は結構勾配があります。

電線が無いのでディーゼルかな?
ヒーヒー言いながら登ってきそうです。
ちなみに 「最高の駅(゚∀゚)♪」 は、「野辺山駅」です。
以上で、今回の遠征は終了です。
あとは温泉入っておみやげ買ってすっ飛ばして帰ります。

ばいば~い(ヘ´∀`)ヘ
おまけ
お土産は 「八ヶ岳チーズケーキ工房」 の手作りチーズケーキ(〃∀〃)


めちゃ美味です(ノ≧ڡ≦)ぺろ
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Comments
あーちゃーさんおはようございます。
ザリガニ一人旅シリーズ、八ヶ岳ですか、標高、大塔の方が高いと思っていましたが、やつがたけー。
空気の綺麗そうな所ですね、電波観測所のアンテナがかっちょえぇー、「あーちゃーさん」のレポートはほんと分かりやすいですね、面白かったです。
エーとこ行かれてたんですね。
雲は残念でしたね。でも、最後に晴れるなんて強運かと
野辺山宇宙電波観測所レポート参考になりました。
自由に見学できるんですね。
一度は行ってみたいかも。
イベント情報みたら、たまに星景写真撮影で夜間も会報されてるみたいですねー
今度、一緒にいきますか!
おはようございます(^^)/
なんとなく懐かしい気がする記事構成、VOXYもお久しぶりの登場ですね~(笑)
にしても、野辺山宇宙電波観測所かっこええーーーっ!! 拝見してるだけでワクワクです♪
カール・セーガン原作ジョディー・フォスター主演の「コンタクト」を思い出しましたよ♪
あとこれは、星景撮りたいですね・・・と、思ってサイトを見たら、素敵な作品がたくさんありますね。
う~ん・・・私も行ってみたい!!
こんにちわ~
あーちゃーさん楽しそうなことやってますねぇ(*´ω`*)
野辺山宇宙電波観測所...名前聞くだけでワクワクします|・ω・*)。oO(ワクワク♪)
そこでの星景写真も絵になるんでしょうね。ん~妄想が捗ります(笑)
>熊五郎さん、こんばんはヽ(゚∀゚)ノ
はい、これはまだ突然変異ザリガニが世に出現する前の一人旅ですヽ(´ー`)ノ
ダジャレ、今日も絶好調じゃないですか!!∑d(゚∀゚d)
やつがたけより熊五郎さんのレベルがたけー!!
雲とかスキー場の灯りとか色々予定外でしたけど、綺麗で良いところでした~(*゚∀゚*)
電波望遠鏡、初めて間近で見ました。
圧巻でしたよ~( *゚∀゚)=3
>小石さん、こんばんはヾ(o゚ω゚o)ノ゙
この時、予報は確か晴れだったんですよ・・( ;・∀・)
それでわざわざ足運んだのにむしろ曇られた、、という感じで(;∀;)
霧の予測はムズカシすぎます・・・
野辺山観測所、時間が無かったので建物の中は全然見なかったんですが、イベントの時だと普段見れない場所まで見せてくれるみたいですね^^
夜間開放はぜひ行ってみたいです(=゚ω゚)ノ
小石さん絶対テンション上がりっぱなしになると思いますよ~(笑)
「宇宙の声を聞くザリガニ」の絵図を撮りたいです(笑)