晴耕雨読


梅雨真っ只中ですが、今週末は新月期なので、どこかへ撮影に行きたいと思っていましたが、GPV予報を見る限り、西日本は全滅っぽいですね。
仕方ないので、今週は大人しく家で機材の改善に勤しむことにします。


前回、5/27四国カルスト遠征時に挑戦した中望遠撮影で、色々と改善点・反省点が見えて来たので、今回はその対策として、機材改善・構成見直しをしようと思います。
(と言っても、元々大した機材ではないので、現在の機器構成の範囲内で出来ることをしてみようという程度ですが。)



→【振動対策改善】 全体概要 (本ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)




【振動対策改善】 全体概要


まずは現在の機材構成(中望遠撮影時)

20170622_機材構成

☆現在の機材構成(中望遠撮影時)
分 類 機  器 重量 g 耐荷重 備  考
カメラ本体 EOS 5D Mk.III 960 バッテリー、CFカード含
レンズ EF100-400/f4.5-5.6L 1600 サポート、フード含
アリガタ Manfrotto RC3 120
自由雲台 Manfrotto 468MGRC3 713 16kg
微動台座 Skymemo S用 294 取付ボルト含
アリガタ Skymemo S用 192
ウェイト シャフト
カウンターウェイト
222
1015
小 計 5116
赤道儀 Skymemo S 1155 5kg 単3x4本、極望カバー含
アリガタ 微動雲台の付属品 95
微動雲台 Skymemo S用 503
三脚 Manfrotto 475B 4304 12kg

※ 重量は実測値、耐荷重はカタログ値です。


① カメラ本体

カメラ本体はもっと軽いAPS-C等を使うのも手ですが、買わないといけないので、今回はこのままで。


② レンズ

レンズも同様。


②~③ レンズ~アリガタプレート
20170622_サポート1点支持

カメラ+レンズ(計2.56kg)のサポートが1点支持のため、グラつきが大きい。
ここは是非とも改善しましょう。


→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)



③~④ アリガタプレート~雲台アリミゾ
20170622_IMG_2802_1.jpg

アリガタプレート、アリミゾ共にManfrotto製で相性OK。
ガッチリ固まるので、特に改善不要かな。
ちなみに自由雲台+アリミゾ+アリガタプレートがセットになった型番(468MGRC3)を購入。


④ 自由雲台

Manfrotto ハイドロスタットボール自由雲台(468MGRC3)。
耐荷重16kg(カタログ値)は本当か?とも思うが、確かに関心するほどガチっと固まり、マグネシウム合金製で見るからに剛性高そうなので、現状の3kg程度ではビクともしない。
これも問題なし。


⑤⑥ 微動台座+アリガタプレート
20170622_IMG_2804_1.jpg

重量バランス対策、軽量化、重複機能排除の観点から要改善。


→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)


⑦ カウンターウェイト

特に問題ないので、改善不要。


⑧ 赤道儀

特に問題ないので、改善不要。


⑧~⑨ 赤道儀~アリガタプレート

メタルタッチなので、しっかり締め付ければガタツキなし。
改善不要。


⑨~⑩ アリガタプレート~微動雲台アリミゾ

アリガタプレート、アリミゾ共にSkymemo Sのオプション品としてセット購入したもの。
相性もよく(当然だが)ガッチリ固定できるので問題なし。
特に改善不要。


⑩ 微動雲台
20170622_IMG_2773_1.jpg

Skymemo Sのオプション品。
専用品として作られている為、機構に無駄が無い点は非常に良いのだが、材質面で一部欠点あり。


→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)


⑩~⑪ 微動雲台~三脚
20170622_IMG_2771_2.jpg

メタルタッチ且つU3/8ネジ固定でガタツキなし。
改善不要。


⑪ 三脚

Manfrotto プロギア 475B (脚径35mm、アルミ製)
三脚自体は重量もあり、ガッシリしている為、特に問題なし。
但し、自分の運用方法に改善余地あり。
(※結構下らない理由です。)


→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)




以上で今回の改善は終了です。


改善後の姿がこれ。

20170622_IMG_2820_2.jpg

これで多少は風に負けない子になった(と信じたい。)


あとは晴れた週末が訪れるのを待ってテスト撮影。


早く梅雨明けないかな~



→【振動対策改善】 全体概要 (本ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)



テーマ : 天体写真    ジャンル : 写真
 2017_06_25



天体撮影機材~振動対策~【改善①】


梅雨時で天候に恵まれないので、前回の四国遠征で課題となっていた風ブレ対策を。
実施した4つの改善項目のうち、今回は1つ目となる【改善①】



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (本ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)




【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し


現状の機材構成(中望遠撮影時)

20170622_機材構成

②~③ レンズ~アリガタプレート
20170622_サポート1点支持

カメラ+レンズ(計2.56kg)のサポートが1点支持のため、グラつきが大きい。
ここは是非とも改善しましょう。


サポート点を2ヶ所以上に増やせばかなり安定するはずなので、カメラ本体の三脚座とレンズの三脚座を同時固定出来るような製品を探してみることにしました。


探してみると各社から色々出ていましたが、今回のカメラレンズの組み合わせであれば、Velbonから出ている「SPT-1」という望遠レンズサポーターが比較的ユーザー数も多く、人気がありそうなので、これにしてみました。

20170622_SPT-1.png

Velbon 望遠レンズサポーター(SPT-1)
重量:336g (実測値)


実際に取り付けるとこんな感じ。

20170622_IMG_2812_1.jpg
20170622_IMG_2814.jpg

金属製で作りもしっかりしているので、安定感抜群です。
今回は更に前後バランスを取れるようにSPT-1の下面にアリガタプレートを装着しました。


現在使用しているEF100-400mm/f4.5-5.6L IS USMレンズは、400mm望遠側にした場合、サポート位置より前方の首がかなり長くなるので、まだ完全とは言えませんが、それでも1点支持の場合と比較すれば格段に安定度向上しました。



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (本ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)



テーマ : 天体写真    ジャンル : 写真
 2017_06_25



天体撮影機材~振動対策~【改善②】


梅雨時で天候に恵まれないので、前回の四国遠征で課題となっていた風ブレ対策を。
実施した4つの改善項目のうち、今回は2つ目となる【改善②】



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (本ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)




【改善②】 構成機器 見直し


現状の機材構成(中望遠撮影時)

20170622_機材構成

⑤⑥ 微動台座+アリガタプレート
20170622_IMG_2804_1.jpg

Skymemo Sのオプションとして買った微動台座+アリガタプレートのセット。


Skymemo Sの耐荷重に余裕があれば、このままでも特に問題はないのですが、耐荷重5kgに対して、現状の機材構成では5.12kgと若干オーバーしているので、少しでも最適化出来ればなと。


最適化の観点は以下の3つ


 (1) 機能面

 (2) 軽量化

 (3) バランス性


(1) 機能面

・微動制御機能
微動台座としての機能は便利ではあるが、1軸方向のみであり、正直あまり必要性は感じていない。
また、微動台座の上に同じ回転軸を備えた自由雲台(④)を載せる為、微動制御性を除けば機能重複している。
⇒ 無くても問題はない。

・配置性
微動台座をアリガタ(⑥)に90度立てて組む為、極軸望遠鏡の軸線上に邪魔モノが無いレイアウトがし易い
⇒ 機材を組んだ後でも極望での極軸ズレ修正が容易。
出来れば犠牲にしたくないが、バランス性との兼ね合いで犠牲にすることも検討必要。

(2) 軽量化

現状でも赤道儀の耐荷重を超えている上に、【改善①】により更に重量増加(+336g)していることから、少しでも軽量化を実施したい。
機能重複している微動台座(294g)を無くすことで、重量増加を抑えたいところ。

(3) バランス性

現状は微動台座をアリガタに90度配置する為、微動台座が無い場合と比べて、カメラ+レンズが赤経軸から遠ざかる機器レイアウトになる。
すなわち、カメラ+レンズの重量が大きい為、カウンターウェイトでのバランス調整レンジ外となる範囲(レンズを向けられない方向範囲)が多い。
⇒ 微動台座を撤去した方がバランス性は向上。


以上を考慮すると、微動台座を撤去してもシステムとしては成立する為、「軽量化」を最優先させるべきと判断。
(荷重オーバーでは赤道儀に負荷が掛かるばかりか、どんな挙動影響が出るか予測出来ないので。)


ということで、微動台座は撤去することに。


20170622_IMG_2854_1.jpg

考えてみれば本改善は振動対策じゃなくて追尾ズレ対策ですね。
まあ機械接続箇所数が減るという意味では多少はガタ軽減に貢献しているか。
まあいいや。
とにかく少しでも良い方向になっていると信じたい。



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (本ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)



テーマ : 天体写真    ジャンル : 写真
 2017_06_25



天体撮影機材~振動対策~【改善③】


梅雨時で天候に恵まれないので、前回の四国遠征で課題となっていた風ブレ対策を。
実施した4つの改善項目のうち、今回は3つ目となる【改善③】



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (本ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)




【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し


現状の機材構成(中望遠撮影時)

20170622_機材構成

⑩ 微動雲台
20170622_IMG_2773_1.jpg

Skymemo Sのオプション品。
専用品として作られている為、機構に無駄が無い点は非常に良いのだが、一部材質面で欠点あり。


20170622_IMG_2845_1.png

雲台本体は金属製ですが、赤緯軸固定レバーとレバー内部の固定力伝達部(ギア)が樹脂製であり、レバーで締付けようとしても、フニャフニャ(大袈裟な表現)して固定力がうまく伝わりにくい。
それに無理にレバーを回すと樹脂ギアを舐めてしまいそうなので、ガッチリ赤緯軸が固定される状態まで締め付けることが出来ない。

20170622_IMG_2848_1.jpg

他のサイトでも同じような情報がいくつか報告されているので、設計上の考慮不足(or 部品コスト削減?)なのかもしれません。
ということで、この締付機構を見直すことにしました。


と言っても大したことをするわけではありません。
単にレバーを外して、ナットで締め付けるだけです。

20170622_IMG_2849_1.jpg

毎回六角レンチが必要になるのが面倒ですが、ごく単純明快で、ガッチリ固定出来るようになりました。
撮影に行くとき、工具を忘れないように気を付けましょう。



-------<補足>---------

ちなみに、試しにレバーを満足いくまで回してみたら、
やっぱり固定力伝達部分のギアがもげて取れてしまいました。

IMG_2852_1.jpg

力が加わる部分なので、こうなることは十分予測可能だと思うんだけどなぁ・・・。



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (本ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (別ページ)



テーマ : 天体写真    ジャンル : 写真
 2017_06_25



天体撮影機材~振動対策~【改善④】


梅雨時で天候に恵まれないので、前回の四国遠征で課題となっていた風ブレ対策を。
実施した4つの改善項目のうち、今回は4つ目となる【改善④】



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (本ページ)




【改善④】 三脚固定方法 見直し


現状の機材構成(中望遠撮影時)

20170622_機材構成

⑪ 三脚

Manfrotto プロギア 475B (脚径35mm、アルミ製) 重量:4304g


星景撮影をしている時には気にしたことすら無かったのですが、いざ望遠撮影をしてみると、ほんの少しのブレの原因が気になります。
そこで、機材を組んだ状態でレンズの先端を揺らしてみて、どこから揺れが大きくなっているかを確認してみました。
するとどうでしょう・・・。


既に三脚自体が揺れていました・・・oz


なぜだ。。
三脚自体は十分に剛性が高いと思われ、特に感じるような機械的ガタは見受けられない。
それに接地面は堅い場所なので、三脚が沈むなんてことはあり得ない。
ということは、、と思って三脚の先端を見てみると、
先端部の素材が硬質ゴム(滑り止め目的?)になっていました。


恐らくこれが原因の一つっぽいですね。


さてどうしようか、と考えながらネジで取りついているこのゴム部品ををくるくる回してみると、中から先端の尖った金属のシャフトが出てくるではありませんか。
(というかゴム部品が引っ込んだだけ。)
20170622_IMG_2769_2.jpg

この先端部分は一般的に 「石突き」 と呼ぶらしいですが、今までこんな基本的なことすら知りませんでしたし、まさか自分の三脚にも付いていたなんて気付いてもいませんでした・・・oz


あまりに低レベルな内容でしたが、これで解決です。


撮影場所の接地面がコンクリートやアスファルトであれば、全く問題なし。
草地や土であれば、沈み込み防止の金属板などを敷くことでうまくいきそうです。



→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)

→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)

→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)

→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)

→【改善④】 三脚固定方法 見直し (本ページ)



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 2017_06_25




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