☆9月1日(木)島根県松江出張 出発

出張が週末に掛かったので、ついでに松江&出雲を周遊してきました。


新神戸で朝食を。
新幹線で出張する時は、いつもの駅カフェでコーヒーとモーニング。
少し早めに家を出て、朝の喧騒を横目に過ごすこの時間が至福だ。


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8:17 さくら547号 鹿児島中央行にて岡山まで。
写真撮りそびれたので、昨日撮った写真で代用…のぞみだけど。
(昨日も岡山行ってたので、ちょうどよかった。)

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岡山からは出雲行きの「やくも5号」に乗り継いで松江に向かう。


いつも思うが、やくもは乗り心地が悪い。
山間部を縦断するので仕方ないが、カーブだらけで3時間揺れ放題。もっと振動の少ない車両導入してくれないかね。


2日間ほど仕事に専念する。
順調にミッション完了。


無事に金曜の夜を迎える。


今回泊まっている宿は、「ドーミーイン松江」。
松江のビジネスホテルの中では結構綺麗だし、対応も好印象なのでお気に入りだ。

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ホテルから大橋川(宍道湖~松江港をつなぐ川)に向かって少し歩いた場所に屋台風のラーメン屋を見つけたので、ここで晩御飯を頂きながら、明日の計画を練ることにする。
休日前夜に何をしようか思案する時間は実にわくわくして楽しい。

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☆9月3日(土)

ちゅんちゅん。朝。


ホテルで朝食バイキングを楽しんだ後、コーヒーを飲みながら、本日まず最初に探訪する松江城まで、歩いて行くか、バスで行くかを思案する。


松江駅の近くにあるホテルから松江城までは2km程度なので、散歩がてら歩いて行くのも悪くない。
しかし、普段旅行する時はほとんど車を使っているので、たまには公共交通機関を乗り継いで行く新鮮な感覚を味わいと思ったので、結局バスで行くことにした。


駅のバスターミナルで、城へ行くバスを探したところ、3つも4つもルートがあったので、どれに乗れば良いのかが分からない。。。
(どれでもいいけど、遠回りだったら何となく悔しいし。)

更に普段車ばかり使っていることが災いして、バスの乗り方も分からなかったりもする。。。


さすがに靴までは脱がないが、整理券とかよく分からないので、近くの人に聞きまくる。

すると石見から来たという素敵なマダムが親切に教えてくれた。
島根の人優しくて良いな。


優しい石見マダムの的確なコーチの元、無事に松江城到着。
バス停を降りて大手門側から城内に入る。

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ところで、、松江・出雲にはどうやら“縁結び”にまつわる場所が多いようだ。
それゆえ、何かにつけて縁結びと絡めたがる節が目に付く。
ひとり身には何かとトゲが刺さるが、ここはこらえる。

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城の石垣にもハート型ウィルス。

無視すればいいのに、つい写真まで撮ってしまう自分に嫌気がさす。

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気を取り直して、石垣の上にそびえる天守に向かう。

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松江城天守は、全国に現存する12天守のうち、山陰地方に唯一残る天守で、貴重な日本の財産だ。

昭和10年に国宝指定、昭和25年に重要文化財改称、平成27年に国宝再指定されている。


☆松江城データ
築城年 慶長16年(1611年)
築城主 堀尾 忠晴
構造 複合式望楼型 四重五階天守、地下一階付
高さ 約30m(天守高22.43m+石垣高平均値7.57m

(・・・と、冊子に書いてある。)


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早速中に入ってみる。
築城当時の支柱や構造が残る天守はやはり重みが違うな。
名古屋城や大阪城の荘厳な外観も好きだが、鉄筋の階段やエレベータ付きの内装はどうも好きになれない。
名古屋城の木造化再建は是非とも実現させて欲しいものだ。


最上階から宍道湖を眺めていると、なぜか今朝食べたしじみ汁を思い出す。


さて、次は出雲大社にでも行ってみるか。

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☆いざ、神の国 “出雲” へ

松江から出雲までは、宍道湖の北岸を走る「一畑電車」というローカル鉄道があるようなので、これに乗って行ってみることにした。
どうやら出雲大社のすぐ近くまで行けるらしい。


松江城の案内所で聞いたところ、一畑電車の松江側発着駅は「松江しんじこ温泉駅」という名で、JR松江駅とは別の場所にあるようだ。

松江城から歩いて行くこともできるようだが、バスを使った方が楽とのことなので、のんびり揺られて行くことにしよう。

案内所の方にお礼を言って、バス停に向かう。


松江城から松江しんじこ温泉駅までは、「ぐるっと松江レイクライン」というどこまで乗っても1回200円の便利なバスがあるので、これに乗ってみる。

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レイクラインバスは 内装がレトロ&お洒落で、通り道沿いの観光名所のガイドアナウンスもしてくれるので、なかなか楽しいバスだ。
アナウンスにつられて、途中寄り道したくなるが、先を急ぐので何とか我慢。


15分程で「松江しんじこ温泉駅」に到着。
もっとレトロな駅かと思ったら、意外にも近代化されていて驚いた。

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駅舎内で早速時刻表を確認すると、昼の時間帯は約1時間に1本。
時計を見ると時刻は12時を回ったところ。
次の電車まで40分ほどある。
そしてお腹が減っていることに気付く。


駅周辺をざっと見渡したところ、昼飯にありつけそうなお店が見当たらなかったので、唯一見つけた駅舎に隣接したカフェ(フルール:Fleur)で腹ごしらえすることした。


雑貨も扱う小さなお店だが、落ち着いた綺麗な雰囲気で居心地が良い。
ここで薬膳カレーを食べながら、電車の時間を待つ。

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頃合いの時刻になったので、カフェを出て駅舎に。

列車の切符を買おうとキョロキョロしていると、駅員さんが声を掛けてくれ、出雲大社までを往復するのであれば、「フリー乗車券」を買った方がお得であることを教えてくれた。
なんて親切なんだろう。とても好印象。

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そして駅に到着した列車を見て、更に好感度上昇。


これはまるで「千と千尋」にでも出て来そうな古い電車ではないか。
まさかこんな列車がまだ現役で運行しているとは…。

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昭和時代に幼少期を過ごした世代としては、懐かしさを感じずにはいられないな。


剥離した塗装が時代を物語っている。
いい味出てるぜ。

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しかしローカル列車の揺れは心地良いな。
心なしか眠気を覚える。
目をつぶれば 千が、顔なしが、湯バァバが。
6つ目の駅で降りれば 銭婆の棲み処、、、


んなわけ あるかい。


車内を見渡せば、あら、女性客が多いな。
さすが縁結びの出雲大社効果か?

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程なくして終点「出雲大社前駅」に到着。
松江から約1時間ってとこかな。

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駅舎を出たところがもう表参道になっているようだ。
何とも出来過ぎたアクセス性だな。
導かれるように皆大社の方へ吸い込まれていくので、多分に漏れず自分も吸い込まれてみる。

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大社本殿まで一直線に続く表参道

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表参道の一部となる石畳の“神門通り”を抜けたところに現れる「勢溜の大鳥居(ニの鳥居)」。
車両が進入できるのはここまで。
ちなみに電車の駅は「一の鳥居」と「ニの鳥居」の間にあるので、最初から見たい人は駅を出てからちょっと戻ってUターンしたらいいよ。
自分はあんまりこだわらないので、想像力を豊かにして、きっと見たはずだと自分に言い聞かせる。

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松の参道を抜けると現れる最後の鳥居「銅鳥居(四の鳥居)」。
奥に有名な巨大な注連縄(しめなわ)が見えてきた。

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【出雲大社 拝殿】
実はこちらが本殿だと思ってましたが、違ってました。
巨大ねじり鉢巻きがあまりに有名過ぎるので、すっかり騙されてた。

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境内MAPを見ると、本殿はこの拝殿のもっとずっと後にあるんですね~。
知りませんでした。

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【八足門】

通常は一般参拝客はここから先へ入ることは出来ないので、御本殿に対してここで参拝します。
ちなみに出雲大社では「ニ礼四拍手1礼」。

出雲大社は「平成の大遷宮」として平成20年から順次改修工事を行ってきており、今年(平成28年)3月に本殿エリアを含む第一期工事が完了しているようなので、現在の姿は出来立てで綺麗です。

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【楼門】

おや?八足門より中に入っている人もいますね。
でも少数なので、きっと何か申し込めば入れるのでしょう。
本殿まで行けるかどうかは不明ですが。

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御本殿は正面からではよく見えないので、斜め後ろから見てみる。
左手前から順に「天前社」「御向社」そして「御本殿」。
ちなみに「御本殿」は松江城天守と同じく国宝指定だ。
また本殿以外のほとんどは重要文化財指定になっている。

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反対側からのバックショット。
一番右が「筑紫社」、左の大きいのが「御本殿」。
中央奥に見えるのは楼門。

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【「拝殿」の大注連縄(しめなわ)】
と見せかけて、
実は「拝殿」の西側に建っている「神楽殿」の大注連縄。
TVとかでよく見るけど、本当は2つあったんですね。
それぞれのネジり鉢巻きは、
・拝殿側 :長さ6.5m、重量1t
・神楽殿側:長さ13.5m、重量4.4t
だそうです。
ちなみにドラマとかに出てくるコインを投げ上げて上手く刺さったらどうのこうの…ってのは、神楽殿側の方。
但し、あれは縁起物でも何でもなく、どこぞの誰かが勝手に始めたのが広まっただけのもので、むしろ神域の結界に物理的ダメージを与える無礼な行為とのこと。
※現在は禁止です。

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さて、参拝も無事完了したので、参道を折り返して駅方面戻り始める。
すると少し気になる木を見つけたので、立ち寄ってみる。


「奇跡の一本松」
何かと思って見てみると、おお、3.11で奇跡的に残った有名な陸前高田の一本松の枝を接木して育てられた後継苗木だそうだ。
当時の親木は結局枯れてしまったと聞くが、こんな遠く離れた場所で、確かに命が受け継がれていたとは。


毎年色々な事件が起こるけど、他人事の人もいれば、風化させないために尽力する人もいる。
後方にある物々しい監視カメラが言わずと現実を物語っているな。
これがいずれ“歴史”になるのだな。

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☆帰路

「出雲大社前駅」でしばし列車の到着を待つ。

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駅には古い列車も展示されている。
と思ったら、どうも「体験運転」なるイベントで実際に動かしているようだ。
しかも毎週末。。(十分現役じゃねーか。)

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15:40頃、松江行きの列車が到着したようで、駅構内がにわかに慌ただしくなってきたので、切符を準備してホームに出る。


 ・・・

おい、まじか。。。
全面ピンクピンクじゃねーか。
思わず後ずさりしてしまう威圧感。

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「ご縁電車 しまねっこ号」らしい。。
縁結び、縁結びと、今日一日ここまで堪えて来たが、最後に破壊的な爆弾が待ち構えていた。。
これがいわゆる“ラスボス”ってやつか。
もう島根県行政の計画的陰謀としか思えない。

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勇気を振り絞って可愛い電車に乗り込む。
・・・
「何かおるっ!」

目線を合わせないように足早に前を通り過ぎる。

逸らした目線の先、ピンクの床には、対面する特定の座席同士が結ばれるあみだくじ。

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ふと吊り革に目を向けると、、

もう笑うしかない。

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ところがどっこい、発車して車内を見渡すと、

「男ばっかりじゃねーか。」

行きの電車のあれは何やったんや。
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狐につままれた気分で、約45分間のコント番組が幕を下ろした。
(いや、狐ではなく黄色いネコの仕業か。)
唯一の救いは、往路と異なり「急行列車」であったことか。
なんだか違う意味で疲れる。


「松江しんじこ温泉駅」に到着すると、駅舎のすぐ隣に旅人の疲れを癒す足湯が設けられている。
吸い込まれるように湯に浸かると同時に、なぜここに足湯が設置されたのか、直感的に悟る。
苦笑。

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足湯の先にお地蔵さんがいてはる。
「足湯地蔵」とみた。

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「お湯かけ地蔵」だった。

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駅舎のすぐ前にバスターミナルがあるので、松江駅までバスで帰る。
もう市バスの乗り方も慣れたものだ。

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松江駅バスターミナル到着。
バス楽だなー。

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JR松江駅

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駅前で香川出身の “森ちひろ” 路上ライブに酔いしれる。
彼女は「くらげになりたいシンガーソングライター」だ。

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と、カンペに書いてある。

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岡山行きの “やくも” の時間までまだ少々余裕があるので、駅のスタバで休息。

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シナモンケーキ&カフェモカ

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松江&出雲満喫できたし、そろそろ帰ろう。
と、ここでプチ事件発生。

帰りの電車で飲もうとコンビニでビール買ってたら、想定外のレジ行列。
猛ダッシュで改札抜けると、改札おじさんから「早く!」と檄を飛ばされる。
全力でエスカレーターを駆け上がると、ホーム上の “やくも” のドアは既に閉まってるし。
窓から顔出してる車掌さんに大声で叫んで手振って、もう一回ドア開けてもらったし。
あぶねー。これ岡山行き最終だし。
買ったビール焦ってレジ置き去りしてきたし。
車内販売ないし。
もうフテ寝するし。

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これだから山陰はグッとくる。

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岡山着。
あ~よく寝た。
3時間長いわ~。

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ゆったりやくも。
とてもそうは思えないのだが、私だけか。

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やくも30号
最後尾回って撮ってたら、鳥鉄らしきオッちゃんに話し掛けられるが、乗り換え時間少ないので、笑顔でかわす。ゴメンね、オッちゃん。
さっきの二の舞はゴメンじゃけ。

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のぞみ98号 名古屋行き
無事乗車。

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やっとご褒美にありつける。

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新神戸着。

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ばいばい。

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22:18 新神戸。

何事もなかったかのように無事帰着。

あくまで出張ついでだったけど、なかなか楽しい旅でしたね。
お疲れさまー。

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テーマ : 国内旅行    ジャンル : 旅行
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