天体撮影機材~振動対策~【改善④】
梅雨時で天候に恵まれないので、前回の四国遠征で課題となっていた風ブレ対策を。
実施した4つの改善項目のうち、今回は4つ目となる【改善④】。
→【振動対策改善】 全体概要 (別ページ)
→【改善①】 カメラ本体+レンズ支持方法 見直し (別ページ)
→【改善②】 構成機器 見直し (別ページ)
→【改善③】 Skymemo S用 自由雲台 赤緯軸固定方法 見直し (別ページ)
→【改善④】 三脚固定方法 見直し (本ページ)
【改善④】 三脚固定方法 見直し
現状の機材構成(中望遠撮影時)

⑪ 三脚
Manfrotto プロギア 475B (脚径35mm、アルミ製) 重量:4304g
星景撮影をしている時には気にしたことすら無かったのですが、いざ望遠撮影をしてみると、ほんの少しのブレの原因が気になります。
そこで、機材を組んだ状態でレンズの先端を揺らしてみて、どこから揺れが大きくなっているかを確認してみました。
するとどうでしょう・・・。
既に三脚自体が揺れていました・・・oz
なぜだ。。
三脚自体は十分に剛性が高いと思われ、特に感じるような機械的ガタは見受けられない。
それに接地面は堅い場所なので、三脚が沈むなんてことはあり得ない。
ということは、、と思って三脚の先端を見てみると、
先端部の素材が硬質ゴム(滑り止め目的?)になっていました。
恐らくこれが原因の一つっぽいですね。
さてどうしようか、と考えながらネジで取りついているこのゴム部品ををくるくる回してみると、中から先端の尖った金属のシャフトが出てくるではありませんか。
(というかゴム部品が引っ込んだだけ。)
この先端部分は一般的に 「石突き」 と呼ぶらしいですが、今までこんな基本的なことすら知りませんでしたし、まさか自分の三脚にも付いていたなんて気付いてもいませんでした・・・oz
あまりに低レベルな内容でしたが、これで解決です。
撮影場所の接地面がコンクリートやアスファルトであれば、全く問題なし。
草地や土であれば、沈み込み防止の金属板などを敷くことでうまくいきそうです。
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