千葉外房サーフトリップ&天体観測遠征 3日目
千葉鴨川~勝浦③ ―3日目― (本頁)
2017年7月18日(火)
午前8時半 起床
友人はまだぐぅぐぅ寝ているので、一人で周辺をお散歩してみます。
野営地付近の様子

広々としていて虫の襲来もほとんどなく、とても過ごしやすい場所でした。
夜は近くで鹿が鳴いていました。
ダム湖の反対側

のどかな山間いの田園風景が広がっています。
ダム湖外周道路

開放的な道路です。
ダム湖

朝早くから荷台に釣りボートを積んだ人が来て、湖面にボートを降ろして漕ぎ出でて行きました。
何が釣れるんでしょうね。
ダム湖

わたのはら
やそしまかけて
漕ぎ出でぬと・・・
山へと続く道

ダム湖外周道路もしくは県民の森キャンプ場を経て内浦海水浴場方面へと繋がる道です。
ダム湖

静かなダム湖です。
セミ達がとても元気に合唱しています。
さて、朝を迎えてお腹が減ってきたので、これから朝ごはんを食べに行こうと思います。
今日も道の駅で食べようと思いますが、昨日と同じでは芸が無いので、今日は県道178号、国道465号を経て、大喜多町にある道の駅「たけゆらの里 おおたき」へ行ってみようかな。
と思ったのですが、、
大喜多町 養老渓谷観光センター 「やまびこ」

道の駅へ向かう道中、県道178号と国道465号の交差点の角に、何やら楽しげな観光センターがあったので、立ち寄ってみることにしました。
ついでに朝ごはんも食べられそうなので、ここでお腹も満たすことにします。
朝食

椎茸コロッケカレーにしました。
地元で採れた椎茸をざくざく切ってたっぷり入れたコロッケが入っています。
朝からエネルギーに満ち溢れてきます。
朝ごはんを食べて元気になったところで、お土産コーナーを見ていると、おじさんから、
「ここを出てすぐ左行ったところに洞穴があるから、良かったら見て行ってね。」
と、面白そうな情報を教えてもらいました。
あまり雨が降っていないので、水量が少ないそうですが、水が少なくて逆に洞穴の向こう側まで行けるとのこと。
早速行ってみることにします。
やまびこ裏手の洞穴入口

建物を出て左には少し広場があって、その先が山林になっています。
あそこらへんかな?
近付いてみると森の中へと繋がる小道がありました。
そしてかすかに水の流れる音が聞こえます。
小さな滝が見えます。

目を凝らすと小さな滝川が見えます。
なんだかとても楽しそうでわくわくします。
やまびこ裏手の洞穴と滝川

小道を奥へと進むと、、
素晴らしい景色が広がっていました。
後から調べてみたところ、どうやらこの洞穴は江戸時代に渓流から水田に水を引く為、水路の一部として掘り抜かれたもののようです。
一見、自然が造り出したように思える山里の美しい風景の多くは、その土地に住む人間の営みによって創られていると、どこかで聞いたことがありますが、この洞穴と滝川を見て、妙に納得しました。
美しい堀水路

江戸時代にはこれが大切な用水路だったんですね。
洞穴の中

水量が少ないので、端っこの方を歩くことができそうです。
せっかくなので、向こう側まで行ってみることにしましょう。
反対側から見た洞穴

荒々しく掘り抜かれています。
洞穴の向こう側

山から流れてくる渓流が二手に分かれて、片方が洞穴方面に流れていきます。山間で水田に水を引くために、水路を工夫していたのが想像できます。
地図をよく見てみると、付近にはここ以外にも水路洞穴がたくさんあるみたいです。
もしかしたら、この辺りの村では計画的な用水路として効率的に農業用水を供給するための計画がなされていたのかもしれませんね。
流木

大自然の営みを感じます。
洞穴

立派な水路になっています。
江戸時代によくこんな大穴掘ったものですね。
たまたま立ち寄って出逢った場所ですが、とても楽しむことが出来ました。
さて、この後は昨日と同じく海に入ろうと考えていましたが、波情報をチェックしてみると、どうも昨日より更にサイズダウンしているようです。そして先ほどの洞穴で妙にアルファ波を浴びてしまい、癒しモードに入ってしまったので、今日は付近の滝巡りをすることに予定変更しました。
まずはダムから来る途中にいくつか看板が出ていた 「幻の滝」 へ行ってみることにします。
幻の滝駐車場

駐車場に着きました。
平日だからでしょうか。
3台のみです。
それになぜか3台ともVOXY。
幻の滝へ続く道

駐車場から滝まで、1kmくらい歩くようです。
手作り感満載で、どこを指しているのかイマイチ分かりにくい看板に導かれながら、それらしい道を進んでいきます。
途中のお寺

途中には風情のあるお寺があったりします。
幻の滝

辿り着きました。
一人200円です。
滝見るのに見学料?と思いながらおばちゃまに聞いてみると、どうやらこの滝は元々アクセスする道が無く、ほとんど知る人もいなかったらしいのですが、おばちゃまが若い頃に初めて訪れた時に一目惚れして、この付近の土地を滝ごと購入したため、私有とのこと。当時住んでいた東京からこちらに引っ越して、旦那と共に滝までの道を整備し、観光地化したのがかれこれ40年程前の話だそうです。
今ではテレビ局がドローンを飛ばしに来るほど有名になったと、ご満悦気味なおばちゃまでした。
縛られることなく生計を立てる生き様が羨ましいです。
滝へと降りる入口

奥へ入っていったところに滝へと降りていく階段が作られています。
滝へと続く道

すべて工事用資材を使ったような素敵な手作りです。
建築基準法?
え?なにそれ?
幻の滝

上から見るとこんな感じです。
雨不足でかなり水量が少ないそうです。


下へ降りて見るとこんな感じです。
確かに水が少なくて、迫力が物足りないですが、涼し気はあります。


背後の岩が綺麗です。

滝の下流

滝の下流は渓流になっています。
滝の下流の渓流

アルファ波が出ています。
楓

さて、幻の滝を満喫したので、次はここから渓流沿いに遊歩道を歩いて2km程先にある栗又の滝まで行ってみようと思います。
遊歩道に出るには一度、先程のおばちゃまのところまで戻って、別ルートから更に渓流へ降りる必要があります。
そこそこアップダウンがあるので、水分を奪われます。
紫陽花

都会ではもうすっかりピークを過ぎてしまいましたが、この辺りではまだ綺麗に紫陽花が咲いていました。
何気なく道端に咲いていると思わず足を止めたくなります。


栗又の滝遊歩道への入口

ここから渓流まで階段を下りていくと、川沿いに遊歩道が現れます。
案内看板

渓流まで降りてきました。
随分と整備された遊歩道のようです。
今日は平日なので訪れる人も少ないですが、休日だと結構多いのかもしれませんね。
栗又の滝遊歩道

せっかく川沿いまで下ってきましたが、ここでハプニングが発生しました。
友人のサンダルの鼻緒が切れました。
このまま2km歩くのは酷なので、駐車場まで戻る方がまだマシという結論で、引き返すことに。
しかしやはり歩き辛そうなので、そこらへんに生えていた植物の弦を切って、サンダルと足を結んで固定してみました。
本人曰く、「結構快適」 とのこと。
何とか車までは戻れそうです。
広がる原生の森

無事に駐車場までたどり着けたので、栗又の滝の近くまで車で行くことにしました。
その途中、滝が見下ろせる展望台があったので、寄ってみました。
養老渓谷を見渡せる展望台駐車場

休日平日に関わらずどこへ行っても混雑しているこのご時世、観光地の広い駐車場を独占できるのは何だか気持ちがよいです。
県立養老渓谷 案内看板

この辺りは、「養老渓谷」 というそうです。
展望台看板

「上総養老の滝」 と書いてあります。
栗又の滝はどこへいったのでしょうか。
何にせよ、養老の滝というと、三重県の方が馴染み深いので、どうも違和感があります。
ようこそ養老渓谷へ

上総養老の滝 遠景

遠くに滝が見えています。
こちらも他と同じく水が極端に少ないようです。
案内板と楓

上総養老の滝

上総養老の滝への入口

滝口まで移動してきました。
上総養老の滝

上総養老の滝

上総養老の滝

上総養老の滝

上総養老の滝

滝見苑ごりやくの湯

滝見苑ごりやくの湯

滝見苑ごりやくの湯

滝見苑ごりやくの湯

滝見苑ごりやくの湯

滝見苑ごりやくの湯 食事処

イノシシうどん

お昼は 「大喜多町のイノシシうどん」 にしました。
千葉鴨川~勝浦③ ―3日目― (本頁)
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